サイクルスポーツの脱水対策…いつでも水分補給できるように | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

サイクルスポーツの脱水対策…いつでも水分補給できるように

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サイクルスポーツの脱水対策…いつでも水分補給できるように
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教えて!「かくれ脱水」委員会は、レースドクターがアドバイスする「サイクルスポーツの脱水対策」を公開した。

長距離を走るロードレースは、適切な脱水対策を怠ると脱水症や熱中症の危険があると言われている。そこで同委員会では、サイクルスポーツの脱水症・熱中症リスクとその予防や対処を、ロードレーサーでありレースドクターとしても活躍する富和清訓ドクターに聞いた。

富和ドクターによると、「体液が過度に失われたことによる状態・症状」である脱水症と、「暑い環境で、身体がそれに適応できなくなって生じる状態・症状」である熱中症は密接な関係にあるという。

暑い環境では、過度な体温の上昇を抑えるために汗を出す。しかし、発汗が活発になって体液が不足すると脱水症になる。脱水症になると汗が作れなくなり、放熱ができなくなるため、熱を体内に溜め込み熱中症になってしまうのだ。

ロードレースでの登坂やスプリントは、脱水症や熱中症のリスクが非常に高い。脱水症になると、強い口渇感や筋肉痛、筋肉の硬直(こむら返り)、頭痛、嘔吐などが症状として現れるが、熱中症による意識障害を来すと、こうした症状に気づかないこともあるという。

過去に熱中症を体験したロードレーサーの山下貴宏選手は、「レース中での脱水症状は陥りやすく、何度も経験しています。対策としてトレーニング中から十分に水分を摂取するよう心がけています」と語っている。

レース中は水分と一緒に塩分=電解質を消費しているため、電解質を含んだ飲料を補給する必要がある。富和ドクターは「脱水の補正には経口補水液を摂取するほかはない」と話し、「現在、日本で一般市販されている飲料水では、OS-1よりも効果的に電解質を補給できる飲料はないと思います」とコメント。

山下選手のチームでも、水と経口補水液のOS-1を摂取しているという。これからの時期は、いつでも水分補給ができるようにしておくことが脱水症の予防につながる。
《美坂柚木》

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