ジンスミーム、集中力を可視化「仕事を並行してこなすことは誤りだ」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ジンスミーム、集中力を可視化「仕事を並行してこなすことは誤りだ」

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ジンスミーム、集中力を可視化「仕事を並行してこなすことは誤りだ」
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ジェイアイエヌは、同社製品「JINS MEME」を用いて実践する「集中力マネージメント」セミナーを4月13日、都内で開催した。

2月ごろまではランナー向けにキャンペーンを打ち出していたJINS MEMEだが、それと平行してビジネスマン向けにアプリケーションをリリースしていく運びとなっている。テーマは、「集中」だ。

JINS MEME開発担当の井上一鷹氏が登壇し、集中をマネジメントする方法などについて語った。

同僚や友人からのメール、SNSでのやり取りなど、効率性をもたらすといわれているデジタル機器はむしろ、24時間情報に晒され続ける「デジタルオーバーロード」という負荷を生み出している、と井上一鷹氏は指摘する。

ほんの数年前まで、我々の社会はマルチタスクであることを賞賛してきた。そして、それを最善の手段と信じ、デバイスはマルチタスクに対応すべく進化した。しかし、複数のタスクの処理、まるで聖徳太子が同時に複数の話を聞き分けるような能力は、あくまでタスクをスイッチさせる能力でしかないということが最新の研究では分かってきたという。

仕事を並行してこなすことは、脳の構造上本来は難しいということだ。他の作業にうつり、元の作業にうつることを繰り返すことは、本来の数倍の時間の浪費につながる。

昨今の過剰なマルチタスクは、労働者の約25パーセントの時間を無駄にしているとも言われている。米国で換算すると年間100兆円の損失が発生しているという試算もある。

マイクロソフトによると、2000年に人間が集中し続けられる時間は12秒だったというが、現代人の集中し続けられる時間は8秒に短縮されてしまっているという。

マルチタスクの弊害を指摘する声は後を絶たない。「一見遠回りに見えても、きちんとひとつのタスクを処理して、次のタスクに進むことが大事だ」と井上氏は話し、

「人類は、血圧計、体重計など、なにかを測ることによって改善策を生み出してきた。集中を計測し、集中に至るまでのプロセスを考えることは、集中力を鍛えることにほかならない」と続けた。

このような背景から生まれたのが、集中力を数値化することを可能にする今回のアプリ、「JINS MEME」のオフィシャルアプリケーション、「JINS MEME OFFICE」「JINS MEME ZEN」「JINS MEME WALK」だ。


「JINS MEME OFFICE」は、自身の集中力を可視化する。JINS MEMEを装着し、スマホを近くに置いておく。集中したい時間を選択し作業に没頭すると、JINS MEMEに装備されている3点式眼電位センサーと6軸センサーが集中状態の深さと継続時間を計測する。今まで目に見ることができなかった自身の集中状態の傾向や課題を知ることができるとのことだ。


「JINS MEME ZEN」は、集中力を鍛えるためのアプリケーションだ。“瞑想”の考えに基づき体系化されたトレーニングシステムが特徴だ。音声ガイダンスに従い、集中力を鍛えるためのトレーニングが実践できる。「JINS MEME WALK」も、集中しやすい状態をつくるためのトレーニングをアプリによって実践できる。


気になるのは計測方法だ。JINS MEMEは、主にまばたきの変化から集中状態を計測している。「まばたきは様々な脳活動を反映していて、集中状態とまばたきの回数は比例する」と井上氏は話す。

JINS MEMEはまばたきの変化を計測するために、「被験者がテトリスをする様子を観察」したという。その結果、ゲーム序盤、追い込まれていないときはまばたきが多かった一方、終盤、追い込まれているときはまばたきが減少したということが分かった。この実験結果から、「まばたきの回数が減るということは集中が深いということだ」と定義付けをした。

さらに深い集中状態にあたると、まばたきの強度にも差が現れると続ける。伝統工芸に従事する職人と、その弟子に、JINS MEMEを装着して実験を行ってもらったという。そうすると、まばたきの回数に差が出たのはもちろんのこと、「まばたきの強度」にも差が現れた。

周囲のノイズが入る環境で実験を行なったということだが、弟子は雑音に応じてまばたきの強度が変化した。強いまばたきや、弱いまばたきが変則的に起きたという。その点、その道15年の職人はまばたきの強度が一定であり、JINS MEMEはまばたきの強度が集中の持続力を反映すると判断した。

つまるところ、まばたきの回数、まばたきの強度。この2軸で集中力を主に判定している。

「アスリートの方々は自身のパフォーマンスが数字で出るので分かりやすいが、オフィスワーカーも、自身が日々どれくらい集中しているのかという状態を数字で把握し、集中状態をマネジメントすることが必要だ」と井上氏は話し、本来目に見えないはずの「集中」を可視化することの必要性を改めて訴えた。

《大日方航》

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