8月に開催されるリオデジャネイロオリンピックの自転車トラック競技に、中川誠一郎、渡辺一成、脇本雄太(以上競輪選手)、窪木一茂(NIPPOビーニファンティーニ)、塚越さくら(シエルブルー鹿屋)が日本代表として選出。4月6日に日本自転車競技連盟が発表した。
32歳の渡辺は北京、ロンドンに続く3大会連続。36歳の中川はロンドンに続く2大会連続だ。他選手は初出場。短距離ヘッドコーチは坂本勉、中距離ヘッドコーチは飯島誠が務める。
27歳の脇本は世界選手権のケイリンで5位の実績があり、渡辺とともにケイリンに出場する見込み。中川はロンドン五輪スプリント9位で、スプリントに出場する予定。26歳の窪木、24歳の塚越は6種目で争われる複合競技オムニアムに出場する。
五輪における自転車トラック競技は1984年のロサンゼルス大会スプリントで坂本勉が銅メダルを獲得。1996年のアトランタ大会1kmタイムトライアルで十文字貴信が銅メダル。2004年のアテネ大会では伏見俊昭・長塚智広・井上昌己がチームスプリントで銀メダル。さらに2008年の北京大会ケイリンでは永井清史が銅メダルを獲得した。
リオデジャネイロオリンピックは8月6日に競技初日を迎え、自転車トラック競技は11日~16日に行われる。
《山口和幸》
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