ツール・ド・フランスで7連覇を達成した自転車選手、ランス・アームストロングのドーピング・スキャンダルを扱った映画『疑惑のチャンピオン』(原題『The Program』)の国内公開が7月2日に決定した。
アームストロングは25歳でガンを発祥したが克服し、自転車ロードレースの世界に復活した。しかし、彼につきまとう薬物使用疑惑を追及するひとりのジャーナリストが現れたことにより、衝撃の真実が明かされる。
「スポーツライター・オブ・ザ・イヤー」を4度受賞したデイヴィッド・ウォルシュのノンフィクションをもとに、アームストロングの栄光と転落の半生を描く。『クィーン』でアカデミー監督賞にノミネートされたスティーヴン・フリアーズ監督がメガホンをとった。主演のベン・フォスターは肉体改造のため自転車トレーニングを役作りをしている。丸の内ピカデリー&新宿ピカデリーなど全国で公開。
なお2016年のツール・ド・フランスは、公開日の7月2日に世界遺産のモンサンミッシェルで開幕する。
《美坂柚木》
page top