春のセンバツ・関東第一…オコエ瑠偉を超えるか | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

春のセンバツ・関東第一…オコエ瑠偉を超えるか

スポーツ 短信

甲子園球場
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新チーム始動すぐにして東京都大会を制した。

昨夏、甲子園を熱くさせたオコエ瑠偉(現・東北楽天ゴールデンイーグルス)選手を筆頭に、個性あふれる3年生がチームを去った関東一高。甲子園ベスト4という輝かしい実績は、シニカルに見れば新チーム始動が他チームよりも遅れていることを意味する。加えて旧チームでスタメン経験のない1、2年生には実戦経験の少なさが懸念されていた。

しかし、不安をよそに都大会準々決勝の修徳戦ではオコエから「背番号8」を受け継いだ一番宮本瑛己の満塁弾も飛び出し14-4の大勝。さらに準決勝の帝京戦も打線が爆発し8-1の快勝を収める。

決勝は都大会2年連続準優勝の二松学舎大付戦。プロ注目のエース大江竜聖投手の前に7回まで無得点に抑えられるも、8回に同点に追いつき、9回に勝ち越しに成功。4-3の接戦を制し、選抜の切符を掴みとった。

◆選抜に向け、投手陣の整備が課題

打線は、リードオフマン宮本瑛己の思いきりの良さが魅力。走塁面でも積極的なところは、先輩オコエを彷彿とさせる。甲子園を経験した数少ないメンバーである佐藤佑亮はクリーンアップを務め、捕手として守備の面でもチームを引っ張る。

背番号1の河合海斗を始めとした3投手の日替わり先発で都大会を制したものの、秋の神宮大会では登板した投手全員が失点。投手陣の整備が選抜に向けて課題となった。

◆スピード野球、再び甲子園

2000年に関東第一の監督に就任した米沢貴光監督が一貫して掲げる「スピード野球」。走ることに対し教え子たちに高い意識をもたせ、攻守にわたりスピードを生かしたスキのない野球を目指している。

都大会決勝で好投手大江から思い切って盗塁を決めたように、甲子園の地でもスピード野球を実践できれば面白い存在となる。偉大な先輩たちが残したベスト4の壁を超えることができるか注目だ。
記事提供:Timely! WEB
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