男子テニスの世界ランク5位ラファエル・ナダル。リオ・オープン準決勝で同45位のパブロ・クエバスに7-6、6-7、4-6で敗れ、ツアー通算100度目の決勝進出を逃した。
タイブレークを制し第1セットは先取したナダル。しかし、第2セットをタイブレークで落とすと、続く第3セットも先にブレークを許し追いつけないまま試合が終わった。
13度のブレークチャンスを握りながら2度しか生かせなかった。得意のクレー・コートで格下相手に敗れた試合後、「僕がチャンスを逃しただけだ。それだけのことだよ」とコメントしている。
「最後まで懸命に戦った。過去3度の大会でこういう試合を落とした。オーストラリアでもそうだし、先週のブエノスアイレス、今日の試合もだ。たくさんチャンスがあった試合を落とすのはいただけないね。だが今日はそうなってしまった。とにかくそれを受け入れて、流れを変えるように頑張る」
昨年の全仏オープン準々決勝でノバク・ジョコビッチに敗れ、同大会の連続優勝が5連覇で途切れたナダル。ローラン・ギャロスでクレーキングの完全復活は見られるか。
《岩藤健》
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