オリックスの金子千尋投手が2月12日、宮崎・清武キャンプでブルペン入り。キャンプ最多となる78球を投じた。
このキャンプで3度目のブルペン。2度目のブルペンでもしっくりこないと浮かない表情だったが、この日の投球を終えた後も「良くなかった」と自身の仕上がりに不満のある様子だった。直球に交えて、得意のチェンジアップも何球が投じるなど変化球も試したが、まだまだ本調子とはいかないようだ。金子は「これからどう改善していくかが大事」と前向きに語った。
これに対して、「金子の完全復活が、そのままオリックスの順位に反映されると思うから、頑張ってほしい」「昨年は手術明けで出遅れたし、一年を通じて金子らしくなかった。今年は無双の投球をまた見せてほしい」「間違いなく日本を代表する投手。侍ジャパンにも戻ってもらいたい」など、ファンからはさまざまな声が寄せられていた。
昨年はチームが不振にあえぎ、金子自身も苦しんだ。今年オリックスが巻き返すためには、金子の復調が鍵を握っている。
《浜田哲男》
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