イングランド・プレミアシップのニューカッスル・ファルコンズへ期限付き移籍した、ラグビー日本代表のプロップ(PR)畠山健介が2月10日に、本拠地キングストンパークで入団会見を行った。
会見の冒頭で畠山は、「とても興奮している。チームに加入できてうれしい。チームに貢献できるよう、ベストを尽くします」と英語であいさつ。意気込みを語った。
会見では同時期にスーパーラグビーのレッズへ加入した、日本代表フルバック(FB)五郎丸歩について、「フィールドは違うし国も違いますけど、日本のラグビーを広める、レベルアップさせるという意味では同じだと思う」と触れ、ともに活躍してラグビーを普及させようとエールを送った。
ニューカッスルは、レギュラーだったスコットランド代表PRジョン・ウェルシュが、1月に負傷して長期離脱中。代わりの選手として2015年ワールドカップで4戦すべてに出場し、日本の躍進に貢献した畠山に白羽の矢が立った。
ディーン・リチャーズ強化担当責任者は、「畠山のように日本の優秀な選手たちが、日本を出てプレーすることは、とても素晴らしいことだ。今日練習しただけで彼はすでにチームに馴染んでいる」と話した。
フロントローの選手としては、日本人初の欧州挑戦。パワーとフィジカルのプレミアシップで、日本人がどれだけやれるのか。畠山にかかる期待は大きい。
《岩藤健》
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