テニスの全豪オープンは1月26日、男子シングルス準々決勝が行われた。世界ランク3位で第3シードのロジャー・フェデラーは、同6位で第6シードのトマーシュ・ベルディヒと対戦。7-6、6-2、6-4のストレート勝ちで準決勝へ駒を進めた。
昨年の全豪ではアンドレアス・セッピに敗れ、14年ぶりの3回戦敗退も味わったフェデラー。今年は3回戦のディミトール・グリゴロフ戦で1セット落とした以外は、相手を寄せつけず勝ち上がってきた。
この試合でも若さとパワーで勝るベルディヒに対し、速い攻めと多彩なショットで主導権をつかませない。2時間16分で完勝し、全豪では12度目のベスト4入りを決めた。
大会通算5度目の優勝を目指すフェデラーにファンからは、「フェデラー優勝してくれ」「今回も元気にストレート勝ち。強すぎ」「この人を見てるとピークとは何ぞやと思う。ピーク過ぎた、ピーク過ぎた言われてこれだから」など34歳のテニスとは思えないという声が多い。
また、同日のナイトセッションでノバク・ジョコビッチが錦織圭を破り、準決勝進出を決めたことに「フェデラー対ジョコビッチ、通算22勝22敗とか激アツ」「歳の差はあれど、ふたりは最高のライバル関係になりつつある。お互いにリスペクトしあっているのもよく伝わってくる」と、ファンは45度目の対戦を楽しみにしている。
《岩藤健》
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