テニスの全豪オープンは1月23日に男子シングルス3回戦が行われた。世界ランク4位で第4シードのスタン・ワウリンカは、同51位のルカシュ・ロソルと対戦し6-2、6-3、7-6で勝利した。
ワウリンカは代名詞ともなっている片手バックハンドが好調で第1セット、第2セットを連取。第3セットはロソルも粘り終盤まで差がつかなかったが、最後はタイブレークを制してストレート勝ちした。
2014年の全豪決勝でラファエル・ナダルを破り、グランドスラム初制覇を果たしたワウリンカ。2015年の全仏では決勝でノバク・ジョコビッチを破り、グランドスラム2勝目を手にしている。
打倒BIG4の一番手と目される男に、「ワウリンカは落ち着いてたね。4回戦のラオニッチ戦は楽しみ」「今のワウリンカはBIG4に唯一対抗できる存在と思えるほど充実してる」「次のラオニッチ戦は4回戦で当たるにはもったいないカードだが、どちらが勝つか予想できず楽しみ」などのコメントが寄せられた。
決勝まで残った大会では最近8連勝中のワウリンカ。大舞台で尻上がりに調子を上げる強さには定評があり、ラオニッチ戦という山場を越えれば優勝まで勢いがつきそうだ。
《岩藤健》
page top