大相撲初場所は1月23日に13日目が行われ、初日からひとり無敗を守ってきた大関・琴奨菊は、前頭7枚目の豊ノ島にとったりで敗れた。同日の取り組みで横綱・白鵬が勝ったため、両力士は1敗で再び並んだ。
立ち会いから鋭く出て強く当たった琴奨菊。だが、この日は得意の左が差せず、豊ノ島に右腕を取られ敗れた。ふたりは中学時代から切磋琢磨し、ともに2002年初場所で初土俵を踏んだ同期。2敗で優勝戦線に踏みとどまっている豊ノ島としても、ここは負けられないライバル対決だった。
琴奨菊に土がつき混戦模様になった優勝争い。相撲ファンは、「ここまできたら琴奨菊に優勝してほしい。あと2日間、頑張って！」「最後は白鵬が優勝してしまう、いつもの展開になりそうだ」「最後まで気持ちを切らさず優勝目指してほしい。頑張れ琴奨菊！」「残念だが間違いなく興行としては盛り上がってきた」など、賜杯の行方に注目している。
《岩藤健》
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