「本当のゴールは全員地面に足が着いたとき」100kmマラソン世界記録保持者が語る | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

「本当のゴールは全員地面に足が着いたとき」100kmマラソン世界記録保持者が語る

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「本当のゴールは全員地面に足が着いたとき」100kmマラソン世界記録保持者が語る
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レッドブルが全世界で行っている「Wings For Life World Run」のアンバサダー就任発表会が1月20日行われた。

「Wings For Life World Run」は、脊椎損傷の治療研究への資金援助を目的としたランニングイベント。2014年からスタートし、2015年は日本でも初開催された。全世界で集まった参加費と同額が、研究への助成をしているWings For Life財団に寄付される。

前回に引き続き2回目のアンバサダーに就任した100kmマラソン世界記録保持者の砂田貴裕さんが登壇し、大会について以下のように言及した。

「何キロ、という設定がある中でタイムを競う、っていうのが一般的だと思うんですけれど、この大会は、みなさんがスタートして30分後にキャッチャーカーがスタートして、追い抜かれたら終了、最後まで走り続けていた人が1位、という運びになっています。キャッチャーカーの速度としては、私の世界記録、100kmを6時間13分33秒でゴールするのをメドに設定されています。この記録で走り続けることができれば捕まらずにすむ、ということですね」

「『Wings For Life World Run』というのは解決策が確立されて、みなさんが地面に足が着いたとき、が本当のゴールなんじゃないかと思っています。そういう大会なので、順位じゃなくて、みんなにこういう活動があることを知ってもらって、参加してもらうことに意義があるんじゃないかと思っています。参加費は全額研究費に費やされます」

「昨年、私の知り合いが車椅子を押して参加して、『討ち死にじゃー』と言いながら走っていたのを思い出しました。車椅子の人も一般ランナーも一緒に走ることができる、どんな人でも参加することができる、楽しめるし最後には感動することができる、そんなこの大会を多くの皆さまに知ってもらって、一人でも多くの人に参加して欲しいと思っています」

《大日方航》

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