2020年東京五輪・パラリンピックの大会準備を視察するため来日中の、ジョン・コーツIOC副会長は1月21日、東京都内で開かれた会合であいさつし、新国立のデザインを称賛した。
東京五輪調整委員会の委員長も務めるコーツ副会長は、「新国立競技場は新計画に基づき前進している。我々はとても満足している。まずはデザインが本当に素晴らしい。今日のメンバー全員がそう感じている」と新国立競技場についてコメントした。
新計画では完成時期が2020年1月から、2019年11月に前倒しされたが、その点でも新たな計画は喜ばしいとコーツ副会長は話す。
東京五輪・パラリンピックをめぐっては、大会エンブレムも海外施設との類似性を指摘され、白紙撤回された。最終候補4案に絞られた新エンブレムの選考に関し、大会組織委員の森喜朗会長は「IOC、IPCの皆様のご支援ご協力をいただきながら、国民の皆様から愛され世界に発信できるエンブレムの選考を進めております。最終候補4案について商標調査、申請手続きを行っております。春ごろには新しいエンブレムを発表する予定です」と説明している。
《岩藤健》
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