楽天はドラフト1位ルーキーのオコエ瑠偉外野手(関東第一高)ら新人9選手が、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県名取市の閖上地区を訪問した。
楽天は震災以降、復興に関わる活動にも積極的に取り組んでおり、今回の訪問を通じて、新人選手にも被災地を本拠地とするチームとしての自覚を感じさせた。
実際に現場を目の当りにして「想像以上の被害だった」と語ったオコエ。「被災者を元気づけたい」と続け、新たなるモチベーションをみなぎらせていた。
これを受けて、「オコエには仙台を盛り上げてほしい。日本一以降、明るい話題がなかったから、話題をどんどん振りまいてほしいね」「梨田監督率いる新生楽天がやってくれるはず。オコエもそうだし、今江にも活躍してほしいね」「こういう訪問は球団の取組みとして感心できる。これからも続けてほしい」など、ファンからはさまざまな声が寄せられていた。
2013年の日本一以降は2年連続最下位に沈む楽天。再び被災者たちに勇気と感動をとどけるため、楽天の新人選手たちがチームに新たな風を吹き込む。
《浜田哲男》
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