テニスの全豪オープンは1月21日、女子シングルス2回戦が行われ大坂なおみが第18シードのエリーナ・スビトリナを6-4、6-4で下した。大坂はグランドスラム本戦初出場で3回戦に駒を進めている。
第1セット序盤から互いにブレークし合う展開になった試合は、終盤のブレークで大坂がセットを先取する。大坂は第2セットでも第5ゲームをブレーク、その後はサービスゲームをキープし、1回戦に続いてストレート勝ちを収めた。
200キロ近いサーブを打つパワーに注目が集まる大坂。だが、この試合では1回戦にも見られた冷静さや技巧的な部分、一発の力に頼るのではなくショットの組み立てで相手を崩す姿がより顕著に現れていた。
シード勢も撃破した大坂に、「恐ろしい18歳だね。ストロークでも全然打ち負けてなかった」「両者が力を出し切った好勝負」「今大会の台風の目だな。どこまで行くんだろ」「次はたぶんアザレンカ。難しいかと思うけど、勝利の可能性を感じさせる試合が見たい」「初めて試合を見たけど応援したくなる選手」など、次も勝ち進んでほしいと期待する声が集まっている。
《岩藤健》
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