ナイキ、ジョーダンの進化の積み重ねを形にした「エア ジョーダン XXX」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ナイキ、ジョーダンの進化の積み重ねを形にした「エア ジョーダン XXX」

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ナイキ・エア ジョーダン XXX
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ナイキは、ジョーダンブランドから「エア ジョーダン XXX」を2月13日に発売する。

エア ジョーダン XXXは、プレイヤー、そしてデザインコラボレーターとしてのマイケル・ジョーダンの進化の積み重ねが形となったバスケットシューズだ。プレイヤーであるジョーダンとジョーダンブランドの進化に欠かせない、機能性向上に必要な意見や設計に関するアイディアを反映させて生まれた。

ジョーダンは誕生日前に行ったパーティのディナーで、長期にわたってデザイン・コラボレーターとして付き合ってきたティンカー・ハットフィールドに、その日の記念となるシューズのデザインを持ちかけた。それがデザインプロセスのきっかけになっている。

普通のシューズのスケッチでは足りないと思ったハットフィールドは、スラムダンクコンテストの時のジョーダンの写真をもらい、そこから絵を描きはじめた。MJがコートの上で、右耳の後ろでボールを掴み、フープに向かって飛び上がる写真は、1988年の記憶を蘇らせるものだった。この写真から受けた刺激を元に独自のイラストを付け加え、デザインのインスピレーションが生まれた。

30を意味する”XXX”は、バスケットボールのネットを表現。幾つもの星は、ジョーダンの並外れた才能を現している。同時に、過去のジョーダンモデルで始めて採用されたエレファントプリントやカーボンファイバーがその表面に散りばめられている。ハットフィールドは、同僚デザイナーのマーク・スミスの助けも得て、エア ジョーダン XXXのストーリーを形成していった。

こうして生まれたデザインには、「カットの高さ」「つま先」「トラクション」「素材」「フィット」という5つの特徴がある。カットの高さは、ミッドカット、ハイ、ローなど、機能面だけの問題ではなく、その年ごとの特徴がある。ハットフィールドは、モデルを新しくするたびにシューズの高さを変更することがブランド全体の標準的行動になっていったと言う。

ジョーダンが求めていたことは、「早く見えるものにする」こと。このリクエストは、かかとを包み込み、前足部にまで伸びるXXXのグラフィックでも実現されている。エアジョーダンXIIを彷彿とさせる左右非対称のトップラインは、 これまでにないタイプのニット素材を履き口に使用して仕上げられている。

素材は、ブランドの草創期から活用方法が重要視されていた。布帛、ニット、プリント入り素材を組み合わせたアッパーを持つXXXも、他にない素材のミックスがアッパーの特徴となっている。布帛アッパーは「強さ」を生み出し、足首とシューズ内部に使用したニットは「柔らかさと通気性」を提供する。

フィット性は、ニットを使用することでシューズの内側からも配慮。シューズに足を入れたときに、かかとの下にある踵骨がしっかりと固定されるように設計されている。XXXは、ニット素材でかかとを包む「クレードル」を用いてかかとのズレを防ぎ、シューズ生産に必要な接着剤の量を減らしている。

サイズは26-29、30、31、32cm。3万2400円(税込み)。
《美坂柚木》

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