フランク・パターソンは19世紀後半~20世紀初頭にかけて活躍したイラストレーター、ジャーナリストだ。
イラストレーターとして黎明期のサイクルスポーツを描き、独特の線使いとモノトーンの画風は古き良きヨーロッパのサイクルスポーツを表現し、現代のサイクリストにも愛され続けている。
東京都立川市のたちかわ創造舎では、1月16日~3月13日までA棟1階ギャラリーでフランク・パターソンの回顧展『パターソンとその時代』を開催している。
展示されているパターソンの作品を見ると、サイクリストでなくても英国の風を感じ、自転車で出かけてみたくなるだろう。パターソンを知らないサイクリストも、ぜひその作品を見てサイクルスポーツの歴史に触れてみてほしい。
たちかわ創造舎は多摩川サイクリングロードに隣接しており、サイクリスト用の休憩スペースやトイレ、駐車場も併設されている。
《高橋智宏》
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