東京マラソンのゴール地点で「テロ対処訓練」…ドローン対応訓練も | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

東京マラソンのゴール地点で「テロ対処訓練」…ドローン対応訓練も

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東京ビッグサイトで1月17日に行われた東京マラソン2016「爆発物処理訓練」「ドローン対応・避難誘導訓練」
  • 東京ビッグサイトで1月17日に行われた東京マラソン2016「爆発物処理訓練」「ドローン対応・避難誘導訓練」
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東京マラソン財団は40日後に開催される東京マラソン2016に向け、関係機関・団体と連携した「テロ対処訓練」を1月17日に実施。マラソンコースのフィニッシュ地点・東京ビッグサイトで爆発物処理訓練、ドローン対応・避難誘導訓練などが行われた。

爆発物処理訓練は、「ゴール地点で実施される手荷物検査場で不審者を発見。爆発物と思われる不審物を持ち込んだ」という有事を想定。検査を拒んだ不審者を、機動隊や警察犬が制圧し、遺留した爆発物の疑いがある物件には爆発物処理班が慎重に処理するというプロセスを訓練した。

今回は各国で起きているテロ事件などをふまえ、固定式「金属探知機」などによる手荷物検査のほか、「ジャケット・オープン」による検査も導入する。

ドローン対応・避難誘導訓練では、「海上で警戒中の東京湾岸署警備艇および海上保安庁巡視艇が、会場沿岸に浮かんでいたボートからドローンが飛び立つのを発見した」という想定で実施。

ゴール地点に新設するドローン探知システムが、海上方面からの不審な飛行物体(ドローン)を探知。警備本部から警察へ通報すると同時に、警備スタッフや大会ボランティアが、ランナーや付近の観客などを安全な場所へ避難・誘導。さらに警視庁無人飛行機対処部隊が迎撃ドローンを出動させ、不審な飛行物体を捕獲後、安全な場所に移動させるというプロセスを訓練した。

東京マラソン財団理事長の櫻井孝次氏は、「2013年のボストンマラソンでのテロ事件をきっかけに、テロ対策に取り組んできた。警視庁、東京湾岸警察署、海上保安庁の協力を得て、今年もテロ対処訓練を実施。万全の準備をして対応していく」と来場者に伝えていた。
《大野雅人》

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