中田英寿と佐藤オオキ氏の意外な交友関係 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

中田英寿と佐藤オオキ氏の意外な交友関係

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日研トータルソーシングは、元サッカー日本代表の中田英寿氏と立ち上げた「日本酒セラー開発プロジェクト」記者発表会を1月13日、都内で行った。

日本酒セラーのデザインは、Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」にも選出されている佐藤オオキ氏が担当する。

中田英寿氏は、佐藤オオキ氏と以前から交流があるという。以下のように中田氏は会見で話した。

「5~6年前に僕が財団でやっている、多くの人に伝統工業を知ってもらおうとする『ReVALUE NIPPON』というプロジェクトの第一弾で、陶磁器とコラボしたのですが、その際に佐藤さんに協力していただきました。そこから何度かご飯に一緒に行ったり、という関係になっています」

佐藤オオキ氏は、中田英寿氏から日本酒セラーのデザインを依頼されたとき、以下のような感想を抱いたという。

「日本酒セラー、そうきたか。これは面白いことができそうだぞ、という感じでした。中田さんはいつも何か新しいことを考えていますが、感性の軸というのが常にスーッと通っているので、色々な活動をしているのにブレがないというか。未来を見通しているというか。クライアントとデザイナーというより、同じ目指しているものがある同業者という感じです」

日本酒セラーのデザインをするにあたって気にしていることを問われると、佐藤氏は

「いままで日本酒を貯蔵するという考え方がなかった。さらに温度調整によって色々な味を楽しむことができる。日本酒って生もの、生命体のような感覚がありまして、工業製品をつくるというよりも、日本酒のための家を設計するという感覚ですね。どうやって快適に日本酒に生活してもらうか、ということを念頭に置いてデザインをしています」と話した。

会見中盤、日本酒セラー開発の背景について、中田氏は

「ワインセラーはワインができてからどのくらいでできたのかよく分かりませんが、そう長いことではないと思います。日本酒はすぐに飲まなきゃ駄目になるというイメージがある中で、最近は技術が発達して、しっかりと熟成させることによって、ワインのような熟成感を出すことができるようになったのでは」

「日本酒セラーとしては、日本酒だけでは海外に出ずらい部分もあるとは思うので、ワインにも対応できるような仕組みにすればあらゆるところに広がっていくのではないかと思います。そのために清水社長には無理を言って、佐藤オオキさんには世界で受け入れられるかつ、日本を感じさせるデザインにしてくれ、と無理を言っています」

と佐藤氏に期待するデザインについても触れながら話した。

それについて佐藤オオキ氏は

「中田さんと言葉のキャッチボールをしているだけでもクリエイティブ面が刺激されるので、何か自分が提供しているというよりも与えてもらっている感覚です」と対応し、互いに尊敬し合っている様子を感じさせた。
《大日方航》

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