オリックスのT-岡田外野手が1月12日、神戸市内で自主トレーニングを公開した。
昨年は腰痛などを患い、シーズン中に度々離脱。チームが低迷した原因のひとつとして、主砲のT-岡田が誤算だったことも事実だ。類まれなバットコントロールと日本人離れしたパワーは球界屈指。かつて本塁打王に輝いた実績もあるが、コンスタントに結果を残せていないことは歯がゆいだろう。
秋季キャンプは左アキレス腱を痛めて不参加。ケガになりやすいのは本人も意識しているようで、「1年間走り続けることがまず重要」と土台づくりに注力していく方針を示した。この日はキャッチボールやフリー打撃で汗を流した。
これに対して、「T-岡田は今ひとつブレイクできていないんだよな。何が足りないのだろう」「やっぱり、ケガをしないことは前提。そうでなければレギュラーも無理だし、当然結果もついてこない」「筒香はいい感じで年々伸びているけど、T-岡田にも同じくらい頑張ってほしい。素質はあるのだから」など、ファンからは再起に期待する声が挙がっていた。
「キャンプでは120%出せるように」と語ったT-岡田。オリックスが再度上昇していくため、決して欠かすことのできない存在だ。
《浜田哲男》
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