リーガ・エスパニョーラは1月9日に第19節の試合が行われた。レアル・マドリードはホームでデポルティーボ・ラ・コルーニャと対戦し、前半からのゴールラッシュで5-0と圧倒した。ジネディーヌ・ジダン新監督は初陣を勝利で飾っている。
ラファエル・ベニテス監督の解任により、シーズン半ばからトップチームを率いることになったジダン監督。就任会見では「攻撃的でバランスのいいサッカー」を理想に掲げていたが、さっそくその一部を披露することができた。ファンからも「今シーズン一番面白い試合」「監督が変わるだけで、ここまで変わるのか」という声が聞こえる。
この試合について終了後の会見でジダン監督は、「試合に勝てば監督は当然満足だ」と喜んだ。
「最初の試合に勝ててうれしく思っている。デポルティーボのようなチームから、5点を奪うのは簡単ではない。プレーした者もしなかった者も、選手たちの姿勢こそが何より最高だった」
クリスティアーノ・ロナウドは無得点に終わったが、ジダン監督はまったく心配してないとも話した。
「今日のクリスティアーノはとても良かったと思う。彼も他の選手と同様に喜んでいる。我々は勝利のことしか考えていないし、それは彼にとっても同じことだ。クリスティアーノが得点を奪ってくれる試合は、これからたくさんある」
《岩藤健》
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