12月20日にFIFAクラブワールドカップ(W杯)は3位決定戦が行われ、サンフレッチェ広島がアジア王者の広州恒大を2-1で下した。広州は前半4分にパウリーニョのゴールで先制しながら、後半の2失点で敗れた。
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)では柏レイソル、ガンバ大阪に勝利した広州。だが広島に敗れ対Jリーグ3連勝はならなかった。
試合後の会見で広州のフェリペ・スコラーリ監督は、「サンフレッチェ広島のプレーは素晴らしかった。ガンバ大阪は質の高いチームだった。柏レイソルもよいチームだった。日本サッカーのレベルは向上している」とコメント。
圧倒的な資金力で大型補強を続ける広州恒大は、今やアジア屈指のビッグクラブ。その相手に勝利したことで広島は、来シーズンのACLで活躍が期待される存在になった。試合後の会見で森保一監督は、「来年のACLではクラブの歴史を塗り替えたい」と話した。
「もちろん頂点を目指していくが、これまでクラブの歴史でベスト16が最高ということなので、その歴史を塗り替えたい。まずは目の前の一戦を戦いながら、厳しい戦いを乗り越えていきたい」
《岩藤健》
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