セリエAのフィオレンティーナは12月10日、ヨーロッパリーグ・グループステージ最終節でベレネンセスと対戦。ホームで1-0の勝利を収め、決勝トーナメント進出を決めた。
フィオレンティーナは前後半を通じて試合を支配、セネガル代表FWクマ・ババカルがベレネンセスのゴールに襲いかかった。相手が見せる必死の守りに苦労したフィオレンティーナだが、後半22分に待望の先制点が生まれる。素速い攻めから最後はババカルが落ち着いて決めた。
ピンチらしい場面がほとんどないまま勝ち上がったチームにファンからは、「セリエ2位だしやってるサッカーも面白い」「個人的にはシャフタールと戦ってほしい」「ハイプレスにポゼッション。どことやっても楽しいサッカーになりそうだ」などの声が寄せられている。
今大会にはUEFAチャンピオンズリーグで敗退した、マンチェスター・ユナイテッドなども決勝トーナメントから参加する。ユナイテッドと1回戦で当たるのは避けたいと考えるチームも多そうだが、フィオレンティーナを率いるパウロ・ソウザ監督は「望むところだ」と対決姿勢を示した。
「むしろ私はイングランド勢とやりたいね。決勝トーナメントが行われる来年2月に、チームがどのような状況になっているかは分からないが、我々は彼らとも対等に勝負できる」
《岩藤健》
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