ドルトムント、ヨーロッパリーグはグループ2位通過 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ドルトムント、ヨーロッパリーグはグループ2位通過

スポーツ 短信
香川真司(中央/2015年12月10日)
  • 香川真司(中央/2015年12月10日)
  • ロベルト・マク(2015年12月10日)
12月10日にヨーロッパリーグ・グループステージ第6節が行われ、日本代表MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントは、ホームでPAOKテッサロニキと対戦した。試合は前半33分にPAOKのロベルト・マクが先制ゴールを決め、そのまま1-0で逃げ切った。

ドルトムントは立ち上がりから積極的に攻める。だが得点できないでいると、一瞬の隙を突かれPAOKに先制を許した。その後もドルトムントは再三チャンスを作り出すが、ボールはポストに弾かれ決まらない。敗れたドルトムントは2位で決勝トーナメントへ進むことになった。

この結果にファンからは、「もっとドルトムントはやれるはず。ファンタスティック4がいなくなると途端にクオリティが落ちる」「控え組がもっと頑張らないと」と不満も出ているが、総じて「むしろ控え組でいろいろ試せてよかった」「無理してまで首位通過にこだわらなかったということだね」「負けてもいい試合ではないが、絶対に勝たなければならない試合でもない」と過密日程でのターンオーバーに理解を示す声が多かった。

13日にドイツ・ブンデスリーガ第16節も控えるドルトムントは、主力を温存しながらの戦いを強いられた。これについてトーマス・トゥヘル監督は、「ラインナップを決めるのは難しかった。試合に勝つため必要なものが欠けていた」とコメントした。

ドルトムントはグループを2位で通過したことにより、ユルゲン・クロップ監督のリバプールと決勝トーナメント1回戦で対戦する可能性が出てきた。大きな注目を集める対戦についてトゥヘル監督は、「そうなったら報道関係の皆さんにとっては最高だろうね。でも、リバプールと当たるのは先になるほどいい。長く勝ち残れるわけだからね」と話した。
《岩藤健》

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