【小さな山旅】里山の上のフェス | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【小さな山旅】里山の上のフェス

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11月29日に茨城県久慈郡大子町で開催された「奥久慈ワンダーフェスわくわく森遊び」。奥久慈の郷応援隊が主催。
  • 11月29日に茨城県久慈郡大子町で開催された「奥久慈ワンダーフェスわくわく森遊び」。奥久慈の郷応援隊が主催。
  • 地元の人が「テント山」と呼ぶ小さな山の頂上が会場。
  • 茨城県住みます芸人・オスペンギンの二人が司会を務めた。
  • ワークショップで木の箸づくり。
  • どんぐり工作のコーナーにて。
  • ツリークライミング(R)の体験会も開催。
  • KENZO&やんちゃ倶楽部の演奏。
  • 周囲にはのどか~な里山の風景が広がる。
それは、映画『崖の上のポニョ』のDVDがレンタル解禁となった時期の出来事である。当時の筆者は、複合型書店(レンタル屋と本屋が一緒になった店)で働いていた。

「ポーニョポーニョポニョ♪…」

店内をエンドレスに流れるテーマソング。大人気映画のレンタル開始とあって、販促に抜かりがない。お客さんの興味を惹くためのものであるから仕方ないのだが。

閉店後に音楽が止められても、家に帰る途中の車でも、夜ベッドに入ってからも、はたまた寝ている最中にさえ、頭の中にそのテーマソングがこびりついて離れない。果てには休日でさえ、脳内はその音楽で埋め尽くされ、時折口ずさんでしまう始末である。販促が終わる頃には、ワンコーラスをそらで歌えるほどになっていた。

先日、茨城県大子町で開かれた「奥久慈ワンダーフェス・わくわく森遊び」に遊びに行った際に、ふとその当時を思い出した。「テント山」と地元の人々が呼ぶ小さな山(というか丘)の頂上で開かれたそのフェスでは、よしもと芸人が司会進行を務め、バンドの演奏やツリクラ体験、奥久慈の秋の味覚が楽しめるという内容であった。

●通称「テント山」で行われた小さなフェス
その小さな里山にいざ登らんとした時、山の頂きから音楽が聞こえてきた。それは、里山らしからぬロックであったり、里山らしいほのぼのミュージックであったりしたのだが、山の上から大音量で聞こえてくる音楽を聞いた時、何故だか嫌というほど聞かされたあのテーマソングを思い出したのだ。

はて、なぜ今その記憶が蘇るのか? 不思議に思いながら、テント山を登る。登山時間は約3分で、頂上にたどり着いた。

●里山の上のフェス
平らに均された頂上は、可愛らしい小さなイベント会場と化していた。丸太を切って造られた椅子、木の枝に吊るされたお手製のブランコ、そして、この日のステージとなったツリーハウス。そのツリーハウスのテラスのようなスペースで、バンドの演奏が行われている。

絶妙な違和感を覚えつつも、とても心地がよくもある。そこから見える景色に目を向けると、奥久慈の冷たく澄んだ空気の中に、くっきりと浮かぶ里山の風景。長福山と男体山が仲良く並んで見える。その風景を丸ごと、音楽がくるみ込んでいた。

のどかだなぁ。提供されたおにぎりや豚汁、ピザをむさぼりながら思う。フェスというものに参加をしたことはほとんどないけれど、こんなにのどかなものであれば、いつだって参加したい。

里山の上で開かれたフェスののどかさに浸っていると、あの歌が再び脳裏をよぎる。ポーニョポーニョポニョ………。

ワンコーラス歌えたはずが、続く言葉が見つからない。果たして、ポニョは女の子だったのか、男の子だったのか。人の子だったのか、魚の子だったのか。こびりついた過去の記憶を掻き消すほどに、心癒された里山の上のフェスであった。
《久米成佳》
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