100km超走る! 埼玉県秩父市などで「トレイルラン」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

100km超走る! 埼玉県秩父市などで「トレイルラン」

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前を走る選手を追いながらの撮影。こんなに幅が広く平坦な道はごくわずかだった
  • 前を走る選手を追いながらの撮影。こんなに幅が広く平坦な道はごくわずかだった
 舗装していない山道を中心に長ければ100キロメートル以上の距離を競走する「トレイルラン」。先月22、23日の両日、埼玉県秩父市・飯能市などの山林を会場に、日本教育新聞社などの協賛で、最長100キロ余りを走る大会が初めて開かれた。舗装路を走るマラソンも人気だが、トレイルランの大会も申し込み開始まもなく定員が埋まることが珍しくない。魅力を探ろうと、日本教育新聞の記者が50キロの部に参加した。
 この大会は現役のトレイルラン選手である奥宮俊祐さんが委員長を務める実行委員会が主催。協賛企業には日本教育新聞社のほか、トレイルラン関連企業が目立つ。登山靴のような靴底を持ちながらも舗装路を軽快に走ることができる靴を販売しているコロンビア、GPS機能を持つスポーツウォットを販売しているガーミン、夜間走行時に必要となるヘッドライトを販売しているペツルなどだ。秩父ワインなど、地域の企業も協賛した。
 参加人数は100キロの部が500人、50キロの部が500人の合わせて1000人。参加費は100キロの部が22000円、50キロの部が10000円だ。マラソンの大会と比べるとやや高めの設定だ。
 協賛企業の社員として特別に出場が決まった筆者はまず、宿泊先の確保で出遅れた。インターネットで埼玉県内の宿泊先を探すも、秩父市、飯能市はすべて埋まっているらしい。出走は午前7時。前日から取材したかったため、宿泊先はぜひとも確保しておきたい。ようやく予約できた先は、飯能市の出発場所から鉄道で1時間ほど離れた越生市だった。選手名簿を見ると海外では中国、国内では北海道から熊本県まで参加者がいる様子。今大会の開催で結構な額のお金が動いている模様だ。(つづく)
《日本教育新聞》
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