第1クォーターにケイリン・クレイがパントリターンから82ヤードを走りきり、そのままタッチダウンを決めたレイブンズ。10-0とリードして第1クォーターを追えた。
だが第2クォーターに入るとブラウンズの反撃が始まる。ひとつのタッチダウンと、2本のフィールドゴールを決められ17-13まで追い上げられた。
その後も接戦が続いたゲームは、第4クォーター残り1分48秒でブラウンズが同点のタッチダウン。27-27と試合を振り出しに戻した。勢いに乗るブラウンズとは対照的に追い詰められたレイブンズ。さらに残り56秒でパスをインターセプトされると、残り3秒ではフィールドゴールを狙われるピンチ。
絶体絶命の窮地を救ったのはブレント・アーバンだった。がむしゃらに伸ばした左手が相手のキックを叩き落とし、こぼれ球にウィル・ヒルが反応する。そのままヒルは64ヤード先のエンドゾーンまで駆け抜けた。
勝ちゲームの流れから一転。まさかの結末を迎えた試合に、「神はブラウンズが嫌いなんですか…」「オハイオ州に神はいないのか」「まったくもって信じられない終わり方だね。だからNFLが好きさ」「ブラウンズがブラウンズらしい結末を迎えたと言える」「なんてゲームだ!信じられない勝利」など多くのファンが驚いている。
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@Ravens walk-off blocked field goal returned for a TD...FOR THE WIN! #BALvsCLE https://t.co/3yS0IAOupN
— NFL (@NFL) 2015, 12月 1