プロ野球パシフィック、セントラル両リーグが第三者公式表彰として制定している「2015 スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」の受賞者として、パ・リーグは柳田悠岐(福岡ソフトバンクホークス)、セ・リーグは雄平(東京ヤクルトスワローズ)が選出された。
12月1日、東京都内のホテルで授賞式が行われた。2015 スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞は2009年に制定され、レギュラーシーズンを通じて最も劇的なサヨナラ本塁打、もしくはサヨナラ安打を放った選手に対して、セ・パ両リーグから各1選手に贈られる。
今シーズンはパ・リーグで31試合、セ・リーグで35試合のサヨナラゲームがあった。柳田は8月11日の対オリックス戦で放ったサヨナラ3点本塁打、雄平は10月2日の対阪神戦でリーグ優勝を決めることになるサヨナラ安打がそれぞれ「最も劇的な一打」として評価された。
柳田は8月11日を「(逆転は無理そうな雰囲気だったが、スタンドに)残ってくれていたファンの方のために打とうと思った結果が最高の結果になったホームランだったので、すごく記憶に残っている」と振り返った。
自らのサヨナラ安打で優勝を勝ち取った雄平。「チームが優勝にかける強い想いが、最高の結果を生んだんじゃないかと思う。今後もこのような賞をいただける選手になるよう精進したい」と語った。
《五味渕秀行》
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