ジャパンラグビートップリーグ第2節、キヤノンイーグルス対NTTドコモレッドハリケーンズの試合が11月21日に行われた。前半に大きなリードを奪ったキヤノンが、後半それを守り抜き34-17で勝利している。
前半3分にペナルティゴールを決められ、3点ビハインドとなったキヤノン。反撃は前半24分だった。相手の逆を突き右へ展開したキヤノンは、菊谷崇が逆転のトライ。コンバージョンも決まって7-3とする。その後キヤノンは三友良平がペナルティーゴール2本を決め、リードは13-3と変わった。
そしてキヤノンは前半終了間際の40分、自陣でアダム・トムソンからのパスをトップスピードで受け取ったウィリー・ルルーが、そのまま独走してトライ。南アフリカ代表のルルーは、開幕戦に続き世界レベルの力を見せつけた。
キヤノンは後半9分にも橋野皓介がトライを決め、コンバージョンも成功して27-3までリードを広げた。対するNTTドコモも後半21分、敵陣5メートルラインからのスクラムで、イオンギ譲がトライを決める。コンバージョンも成功して27-10。ようやく一本を返した。
だがキヤノンは後半36分、スクラムから右にボールを出し福居武がダメ押しのトライ。ダブルスコアの大差をつけ勝利した。
マン・オブ・ザ・マッチにはキヤノンのウィリー・ルルーが選ばれている。
《岩藤健》
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