ジャパンラグビートップリーグは11月21日、2015-2016シーズン第2節が行われた。ヤマハ発動機ジュビロはホーム開幕戦で豊田自動織機シャトルズと対戦、前半から連続してトライを奪い43-0で快勝した。
この日の観客数は昨年の同一カードを4000人上回る9051人。タッチライン際で五郎丸歩がキックを蹴ると、お馴染みになったポーズを写真に収めようと観客が一斉にカメラやスマートフォンを取り出す。
連続してシャッター音が鳴るのは、集中したい選手にとって決して好ましい状況ではない。だが日本代表の試合では目にレーザーを当てられたこともあるという五郎丸、冷静にキック7本中6本を成功させた。
試合はFW戦で上回ったヤマハが、前半15分にシアレ・ピウタウのトライで先制すると、その後も前半だけで3トライを奪う猛攻。後半さらに3トライ追加して快勝した。
試合後のインタビューでヤマハの清宮克幸監督は、「完璧な試合だったのでは」という質問を否定したが、顔には充実の笑みが浮かんでいた。
開幕2連勝を飾ったヤマハに、「ヤマハ発動機ジュビロ強い」「ヤマハ発動機ジュビロ圧勝!」「ホーム初戦の勝利、おめでとうございます」などファンも上機嫌。悲願のトップリーグ制覇に向け上々の滑り出しだ。
《岩藤健》
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