ヤクルトは15日、愛媛・坊ちゃんスタジアムで松山フェニックスと練習試合を行い、先発の成瀬善久投手が、2回を無安打無失点の抑える順調な調整ぶりをアピールした。
昨季、ロッテから移籍してきた成瀬。わずか3勝（8敗）に終わり、首脳陣の期待に応えることができなかった。一方でチームはリーグ優勝を達成。輪の中に自分がいれなかったこと、貢献できなかった悔しさは来季にぶつける。この日の投球については、真中満監督も合格点。「ボールがまとまっていた」と評価した。
これに対して、「成瀬が二桁近く勝ってくれたら、来年もヤクルトの優勝は大いにありうる！頼みます！」「本来、3勝で終わるような投手じゃないでしょ。なぜ、勝てなかったのか不思議なのだけど…」「まだ30歳。15勝くらい期待してます」など、成瀬の復活に期待するファンの声が多く寄せられていた。
ヤクルトのリーグ連覇、そして今年逃した日本一達成に向けて、大舞台の経験も多く、実績のある左腕の存在は欠かせない。
《浜田哲男》
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