11月15日に男子テニスの最終戦ATPワールドツアー・ファイナルが開幕する。世界ランク1位のノバク・ジョコビッチは、大会4連覇を狙い今年もロンドンに帰ってきた。
今シーズン四大大会で3勝、マスターズ大会で6勝を挙げたジョコビッチ。ツアー・ファイナルも優勝候補の筆頭だ。これだけ勝ち続けるとモチベーションの低下も心配されるが、ジョコビッチに関して言えば杞憂のようだ。彼は会見で「僕はテニスと恋に落ちている」と語った。
「練習場に行くのが本当に苦ではないし、オフシーズンに準備するのも嫌じゃない。いつでも新たな目標を設定したいし、自分の能力と成果をできるだけ伸ばすことを楽しみにしている」
ジョコビッチは準決勝進出をかけたラウンドロビンでロジャーフェデラー、トマーシュ・ベルディハ、錦織圭と対戦する。厳しい組み合わせという声もあるが、ジョコビッチは全勝を誓った。
「もちろん1勝2敗でもグループを突破する可能性はある。だけど、どの試合でも負けるつもりはない。他の大会と同じようにこの大会に臨むし、全試合勝ちにいく」
《岩藤健》
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