NBA開幕から1週間が経ち、早くも各チームの明暗が分かれはじめている。いまだ1勝もできないチームがある一方、2014年の王者サンアントニオ・スパーズは、王座奪還に向け着実に白星を増やし続けている。
初戦こそオクラホマシティ・サンダーに敗れたものの、そこから3連勝し強さを印象づけた。トニー・パーカーは3年間で2度目のNBA制覇は十分可能だと話す。
「チャンスはあると思っているよ。優勝する力があるチームは4つか5つ。スパーズもそのひとつだ。スポーツは何ひとつ保証されないものだから、苦労する戦いになるだろうね。今はシーズンに全力を尽くしてプレイオフ開幕時にベストのバスケットをしたいね」
スパーズのキートリオであるパーカー、マヌ・ジノビリ、ティム・ダンカンは、かつてセルティックスを牽引したラリー・バード、ケビン・マクヘイル、ロバート・バリッシュのレジェンド3人と比較される。
勝利数では上回ったパーカーだが「セルティックスのトリオとの比較は難しいよ」と話し、まだそうした比較は恐れ多いと感じているようだ。
《岩藤健》
page top