IPC陸上競技世界選手権、木山由加と高桑早生が銅メダル獲得 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

IPC陸上競技世界選手権、木山由加と高桑早生が銅メダル獲得

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IPC陸上競技世界選手権、100m決勝(T52)で木山由加が銅メダル
  • IPC陸上競技世界選手権、100m決勝(T52)で木山由加が銅メダル
  • IPC陸上競技世界選手権、100m決勝(T52)で木山由加が銅メダル
  • IPC陸上競技世界選手権、走幅跳びで高桑早生が銅メダル
  • 高桑早生 参考画像(2015年7月26日)
エイベックス・グループ・ホールディングスは、カタール・ドーハで10月22日~10月31日まで開催されたIPC陸上競技世界選手権において、同社所属のパラ陸上選手の木山由加と高桑早生が銅メダルを獲得したことを発表した。

IPC陸上競技世界選手権は2年に一度開催される国際大会だ。3大会連続出場の木山は100m決勝(T52)で25"37を記録して自身初の銅メダル獲得。初出場の高桑は走幅跳び決勝で自己ベストの5.09mを記録し、銅メダルを手に入れた。

木山は岡山県出身の31歳。進行性の難病である脊椎性能変性症を抱えている。大分県で開催される大分国際車いすマラソン(ハーフ)では8連覇を達成し、記録を更新中だ。銅メダルの獲得に、「国際大会でメダルを獲ったのが初めてだったので、素直に嬉しいです。でも、ロンドンパラで一緒だった強豪選手が出てきていないので、来年リオでのメダル獲得は厳しいものになると思います。それでも諦めたくないし、自分自身にも負けたくない」と高みを目指す。

高桑は埼玉県出身の23歳。中学生の時に骨肉腫で左下腿を切断。昨年行われた仁川アジアパラ競技大会では、日本選手団の旗手を務めた。現在100m(T44)の日本記録を持つ。「自己ベストと、世界と戦う上で最低ラインとなってくる5mの大台に乗れたことで、自信をもって今後の競技活動に臨むことができます。短距離種目と共に、走幅跳でもより高い場所を目指していきたい」と今後の意気込みを語った。
《美坂柚木》

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