日本シリーズの監督会議がヤフオクドームで10月23日に開かれ、ヤクルトの真中満監督が当初より提案していた予告先発無しの方向で決着した。
真中監督は自軍に左腕や下手投げの投手を擁していることから、予告先発無しの場合に有利になると以前から主張。対するソフトバンクの工藤公康監督は、パ・リーグでは予告先発を行っていたため、その方向で主張していたが、真中監督の意見が採用される結果となった。
これに対して、「これはヤクルトにとっては有利な条件。ソフトバンクは右投げしか先発にいないからね」「予告先発無しだとしても、ソフトバンクが戦力的に有利なことは明らか」「ヤクルトは今、バレンティンもいるしね。打線はソフトバンクに勝るとも劣らない。面白いゲーム期待している!」など、ファンからの声が寄せられていた。
真中監督はソフトバンクの交流戦でみっちりとやられたこともあり、その強さに警戒を示しながらも、「粘り強く戦えば勝機はある」と意気込んでいた。
日本シリーズは24日、ヤフオクドームで開幕戦を迎える。
《浜田哲男》
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