プロ野球ドラフト会議が開催された。今年も将来有望な選手が多数存在する中で、各球団の戦略と運が試される。注目の高校No1右腕、高橋純平投手は3球団競合の結果、ソフトバンクホークスが交渉権獲得。高校No1内野手と目される平沢大河選手は、ロッテが交渉権を獲得した。
また、ヤクルトと阪神が1位指名で競合した、大学No1バッターの高山俊選手の抽選では、一旦ヤクルト真中監督が交渉権獲得とみられたが、確認時のミスというアクシデントがあり、結果的に阪神へ交渉権が渡るという珍しい事態も発生した。
1位指名の経過、抽選のようすは以下。
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1位指名
楽天:平沢大河(仙台育英)
DeNA:今永昇太(駒大)
オリックス:吉田正尚(青学大)
中日:高橋純平(岐阜商)
西武:多和田真三郎(富士大)
広島:岡田明丈(大阪商業大)
ロッテ:平沢大河(仙台育英)
阪神:高山俊(明治大)
日ハム:高橋純平(岐阜商)
巨人:櫻井俊貴(立命館大)
ソフトバンク:高橋純平(岐阜商)
ヤクルト:高山俊(明治大)
抽選のようす。
平沢大河選手はロッテが交渉権。平沢選手はその瞬間、表情を変えず。
高橋純平選手はソフトバンクが交渉権を獲得。工藤監督、笑顔。
高山俊選手は、一旦ヤクルトが交渉権取得をしたかのようにみえた。真中監督が喜び表現したが、審議となり高山俊選手の抽選時に確認のミスがあったということで、金本監督の阪神タイガースに交渉権が渡るというアクシデントが発生した。六大学野球131安打を放った将来の安打製造機をアクシデントが襲った。
会場機械の不具合で中断。15分ほど動きなし。
はずれ1位指名
楽天:オコエ瑠偉(関東一)
中日:小笠原慎之介(東海大相模)
日ハム:小笠原慎之介(東海大相模)
ヤクルト:原樹理(東洋大)
抽選のようす。
小笠原慎之介選手は、抽選の結果、中日に。
はずれはずれ1位
日ハム:上原健太(明治大)
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ソフトバンクが高校No1右腕の名高い高橋純平投手、交渉権を獲得。2015年シーズンの勢いそのままに、工藤監督は運も味方につけた。
楽天は、平沢大河選手の抽選にはずれ、オコエ瑠偉選手を指名。この時点で内野手から外野手の指名に舵を切った。
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1位指名(確定)
楽天:オコエ瑠偉(関東一)
オリックス:吉田正尚(青学大)
西武:多和田真三郎(富士大)
ロッテ:平沢大河(仙台育英)
日ハム:上原健太(明治大)
ソフトバンク:高橋純平(岐阜商)
DeNA:今永昇太(駒大)
中日:小笠原慎之介(東海大相模)
広島:岡田明丈(大阪商業大)
阪神:高山俊(明治大)
巨人:櫻井俊貴(立命館大)
ヤクルト:原樹理(東洋大)
《編集部》
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