得点はFWウェイン・ルーニーが7点、FWダニー・ウェルベックが6点、ケガ明けのセオ・ウォルコットと若手で昨年大活躍したハリー・ケインが3点、合計31得点となりポーランドに次ぐ2位。失点はルーマニアに次ぐ3点と攻守に渡る強さを見せました。
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イングランド代表は全勝で勝ち上がる
なお、前回全勝を成し遂げたチームはユーロ2012におけるドイツ代表とスペイン代表。ドイツ代表は準決勝敗退、スペイン代表は優勝を達成しており、タイトルから遠ざかっているイングランド代表が本大会でもこのままの勢いを保つことができるのかにも注目です。
その他にも、本大会の出場枠が拡大されたことに伴い、ウェールズ、北アイルランド、アルバニア、スロバキア、アイスランドが本戦初出場を決めました。中でもアルバニアは初戦でポルトガルに1-0で勝利し快進撃をスタート。途中足踏みすることもありましたがFIFAランキングで格上のチームを相手に勝利するなど見事な予選突破を決めました。またスロバキアは、スペインが8年にわたって維持してきた欧州予選での連続無敗記録を36でストップ。本大会での番狂わせもあるかもしれません。
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アルバニア代表(中央)
さて、18日にはユーロ2016予選最後となるプレーオフの抽選会が実施されました。プレーオフはホーム&アウェーで行われ、これを制した4チームがユーロ本戦出場権を獲得します。第1戦は11月12日~14日、第2戦は11月15日~17日にかけて開催予定です。
注目のカードはパリ・サンジェルマンに所属するFWズラタン・イブラヒモビッチ率いるスウェーデン対FWニクラス・ベントナー有するデンマーク戦。私生活での騒動がたびたび話題となっているベントナーですが、かつては「イブラヒモビッチを越える逸材」と若手最高の評価を得ていた期待のストライカー。プレーオフを制することで再び輝きを取り戻せるか、イブラヒモビッチが貫禄を見せるのか、白熱の予選プレーオフはまもなく開催されます。
【ユーロ2016予選プレーオフ対戦カード】
・スウェーデン対デンマーク
・ウクライナ対スロヴェニア
・ボスニア・ヘルツェゴヴィナ対アイルランド
・ノルウェー対ハンガリー