10月18日のセリエA第8節、ユベントスは敵地でインテルに引き分けた。好機を活かせずスコアレスに終わったが、試合後の会見でマッシミリアーノ・アッレグリ監督は手応えを口にした。
アッレグリ監督はインテルを「ローマと並び優勝候補のひとつ」とした。その相手に敵地で引き分けたことは、選手たちに十分な能力があることを示していると話す。
「結果を考えればいい試合だった。決められなかったが何度かチャンスを作った。自分たちの質と能力をもっと信じるべきだ。ファイナルサードでもっと意欲的にならなければいけない。ボックス内の攻撃のみならず、ラストパスも必要だ。ユベントスの選手にはすべてをこなす能力が備わっている」
勝ち点1を獲得したユベントスは現在14位。上位陣からは大きく離されているが、年末までにはその差を詰められると考えているようだ。
「勝ち点1を得たところで順位はそれほど変わらない。我々はふたつの目標を設定しなければならない。クリスマスまでに上位陣との勝ち点差を縮め、3月には優勝を争えるようにしなければならない」
果たして思惑どおりことは運ぶか。
《岩藤健》
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