セリエA5連覇に向け移籍市場最終日、ユベントスは中盤へ新たに2名の選手を加えた。インテルのエルナネスと、マルセイユのマリオ・レミナだ。負傷者続出の中盤もこれで穴が埋まったか。
今シーズンのユベントスにはアルトゥーロ・ビダル、アンドレア・ピルロ、カルロス・テベスといった選手が一気に抜けたことを心配する声もあった。加えて中盤ではクラウディオ・マルキージオやサミ・ケディラが負傷。リーグ戦とカップ戦を戦うのに今後も戦力が足りてないのは否めない。
エルナネスはFKのスペシャリストとして知られ、セリエAでのキャリアをスタートさせた2010年以来、FKで6ゴールを奪っている。またアシストも多く記録しており、豊富な経験と相まって中盤をまとめてくれそうだ。
レミナは9月1日に22歳の誕生日を迎えたばかりの若い選手だ。ユベントスのファンが望むようなビッグネームではないが、フランス1部リーグで昨シーズンは23試合に出場し、パス数やドリブル数でリーグの平均を大きく上回った。
現在はガボン代表を選択しているが、U-20ワールドカップではポール・ポグバとともにフランス代表で優勝を経験した。
《岩藤健》
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