10月17日に行われたプレミアリーグ第9節、チェルシーはホームでアストン・ヴィラに2-0で勝利した。チェルシーは3試合ぶりに勝ち点3を手にしている。
試合は3試合の出場停止処分から戻ってきたジエゴ・コスタが、前半34分に先制ゴールを決めた。さらに後半9分にもコスタの蹴ったボールが相手DFの足に当たってゴールに入る。記録はオウンゴールだったが2得点に絡む活躍を見せた。コスタのゴールにジョゼ・モウリーニョ監督も、「3試合空いたがコンディションはよく、非常に力強かった」と話した。
一方この試合ではエデン・アザールが2014年4月以来、約1年半ぶりに先発を外れた。以前アザールのコンディションに不満を漏らしていたモウリーニョ監督。だが試合後の会見では、「アザールを外したのは失点が多すぎたからだ」とチーム戦術の都合だったと説明した。
「もっといい守備をする必要があった。ピッチの中央だけを気にするような中盤の選手が必要だった。左サイドや右サイドを埋めることを気にするような選手ではない。単純に戦術的な決断だった」
開幕から不振が続くチェルシー。モウリーニョ監督はチームが上向いてきていると感じる一方、最悪の時期を脱したからといってすぐベストパフォーマンスが出るとは期待しないと言う。しかし、この試合での選手たちには「期待していた答えを出した」と満足を示した。
《岩藤健》
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