ユルゲン・クロップのリバプール監督就任は、目前まで迫っているようだ。スカイ・スポーツなどがイングランドへの渡航を報じ、リバプールとクロップは10月9日までに契約をまとめると伝え始めた。
低迷していたドルトムントを引き継ぎ、王者バイエルンを破ってブンデスリーガ連覇を達成するチームにまで成長させたクロップ監督。その手腕を買われシーズン途中で解任されたブレンダン・ロジャーズ監督の後任として、3年契約でチームの再建を託される見込みだ。
バイエルンのフランツ・ベッケンバウアー名誉会長や、ドルトムントで指導を受けたマッツ・フンメルスが新天地での成功を予想する中、ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督も新たな挑戦を開始するクロップにエールを送った。
「彼はドルトムントで優れた功績を残した。ファンにもいい思い出を与えた。客観視すればドルトムントとリバプールは似ている。素晴らしいサポーターに恵まれたチームだ。そして自分たちの文化を築いている。クロップならどのチームでも結果を残せる」
《岩藤健》
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