10月2日に電撃辞任を表明した、DeNA横浜ベイスターズの中畑清監督が3日、巨人戦を行なった横浜スタジアムで会見を開いた。
2日に南場智子球団オーナーと会談し、慰留を勧められるも固い辞意を伝えた中畑監督。今日、最期の横浜のグラウンドに臨むも、7対5で有終の美とはならなかった。
試合終了後、記者団の前に姿を現した中畑監督は「シーズン序盤の首位から最下位まで陥落した責任は重い」と胸中を話す。「勝負事の世界はけじめが大事。成績不振を背負ったままずるずると行くよりも、辞任という形ではっきりとわかりやすく責任を取った」とはっきりと語った。
中畑監督の姿は堂々としていた。「この4年間は本当に楽しかった」と語る中畑氏。「悔いはない。やるべきことは全てやった」と、まるで憑き物が取れたようなすっきりとした表情をしている。大勢のファンや記者に囲まれながら「自分は野球人でよかった」と、最期まで声高らかだった。
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