東海大相模、逆転で中京大中京を下し2冠達成…国体高校野球 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

東海大相模、逆転で中京大中京を下し2冠達成…国体高校野球

スポーツ 短信
野球 イメージ(c)Getty Images
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第70回国民体育大会は高校野球競技(硬式)の決勝戦を9月30日に行った。東海大相模が中京大中京を7-5で下し、今夏の甲子園に続き2冠を達成している。

東海大相模は3点ビハインドで迎えた八回、U-18ワールドカップで死球を受け、左ヒザを骨折していた豊田寛が代打で登場する。豊田は「1カ月くらいまともにボールを見てないので怖かった」と話すが、打席では見事センター前ヒットを放ち出塁した。

東海大相模は豊田のヒットから5連打で4点を奪い逆転。九回には一死でランナーふたり置き、杉崎成輝がダメ押しの3ラン本塁打を放った。

エースの小笠原慎之介は左ヒジの炎症で登板を回避したが、先発した吉田凌が完投し逃げ切った。

夏の王者が見せた底力と意地に、「東海大相模はメンバーみんな気持ちが強かったな」「エース不在、5失点、それでも勝てる。やはり今年の相模は本物でしたね」「吉田もプロに入って頑張ってもらいたいね」「今年の東海大相模は記憶にも記録にも残る最高のチームでした」「東海大相模は機動力と破壊力の備わった、今年のチームが最強だったんだろうね」など、高校野球ファンからも優勝を祝うコメントが多数寄せられている。

これで3年生の高校野球は終わり、今後はそれぞれの進路へ進むことになる。
《岩藤健》

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