セリエAで5連覇を狙うユベントスが開幕から苦しい戦いを続けている。9月26日に行われた第6節ではナポリに1-2で敗れ、今シーズン早くも3敗目を喫した。降格圏から勝ち点2差の15位に沈むチームに浮上の兆しはあるのか。
試合後マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、「守備陣からプレーを組み立てなければならないときに、いくつかミスがあったし、それがまさに2失点目の原因となった」と会見で反省点を振り返った。だが同時にポジティブな要素もあると話した。
「今日はいいプレーができたと思う。アグレッシブな試合でしなければならないことを選手たちはしてくれた。決してあきらめなかったし、最後の最後まで引き分けに持ち込もうとしていた」
選手たちは頑張っていると話すアッレグリ監督。しかし同時に「残念ながらまだ勝ち点5しかなく、いい順位にいるなどとは言えない。だがこれが現実なんだ」と目の前で起こってることを直視しなければならないとも語った。
「これ以上の勝ち点に相応しいプレーだったと言っても意味はない。とにかく勝ち点を手にしていないんだ。だから順位を上げるため働かなければならない」
《岩藤健》
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