日本代表の新城幸也が9回目の出場となる世界選手権の舞台、米国リッチモンドで調整を行っている。エリート男子ロードは大会最終日となる27日。
24日はコースのオフィシャル試走日で、各国の選手たちが実際のコースを試走した。一部に石畳の登りがあるという世界選手権としては特殊なコースを試走した新城は、「勝負どころは3つの登りに限られているので難しいコースではないが、それまでの位置取りが重要になる」と分析。
「街中の周回コースは下りやコーナーも多いので、常に前にいないと前に上がっていくのは困難なコースだと思う。これまで走ったレースでは例えようのないオリジナルなコースだが、勝負どころをしっかり見極めて、レースをよく見て走らなければ失敗する。経験がものをいうコースだと感じた」
新城が勝負どころと語るのは後半3つの登り。総距離261.4kmで行われる。実際のコースの周回を2周ほど走った後、カーペーサーを入れ強度の高い200kmのトレーニングをこなした新城は、ブエルタ・ア・エスパーニャの疲れもなく、非常にいいコンディションだと確信している。
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