2016年のリオ五輪予選を兼ねた、男子バスケットボールのアジア選手権が9月23日に中国で開幕し、日本はイランと対戦し48-86で敗れた。
1976年モントリオール五輪以来のオリンピック出場を目指す日本。だが前回覇者イランに前半から差を広げられ、相手の激しい守備にミスからボールを奪われる姿が目立った。
男子も女子と同様、五輪キップは優勝チームのみに与えられる。初戦からアジアの高い壁を見せつけられたが、あきらめず巻き返してもらいたい。もし今大会でのオリンピック出場が叶わなかったとしても、4位までに入って世界最終予選への出場権を確保すれば、久しぶりに世界相手の真剣勝負ができる。
そのためにも24日のマレーシア戦が重要になる。元々このグループでは2014年ワールドカップにも出場したイランが、頭ひとつ抜けた存在であることは分かっていた。気持ちを切り替え、次からの試合を取ることが大事だ。
《岩藤健》
page top