ACミランは9月22日、アウェーでウディネーゼと対戦し3-2で勝利した。今シーズンからミランに復帰したマリオ・バロテッリがFKを決めるなど、ライバルが華々しい活躍をする一方で本田圭佑は存在感を示すことができなかった。
試合開始から激しいマークに遭ったバロテッリは前半5分、自ら得たFKを鮮やかに決め先制ゴールを奪う。相手の挑発行為に対し、これ以上ない結果で返す狙いすました一撃だった。
ミランは前半10分、味方からの長いボールをジャコモ・ボナヴェントゥーラが胸で受け足下に落とすと、そのまま左足で流し込み2戦連発のゴールを決めた。司令塔の位置を争うライバルに比し、本田は全体のバランスを取り守備でチームに貢献するプレーは見せたが、どうしても地味な印象を与えてしまう。
オフ・ザ・ボールの動きで積極的に走り、時にはフリーになる本田だがそこへボールが来ない問題もある。
現地メディアから批判にさらされる本田に、「最近そんなに悪くないように見えるのに、ここまで酷評されるほどかな」「何かチームの不振を一身に背負ってる感もあるけど、それも加入の際に想定の範囲内だろう」「良くも悪くも目立っているので、良いときも悪いときもすべてを背負わされてる感じ」「持ってもバックパスが多いし、守備的なトップ下だと批判されちゃうよ」などの声が寄せられている。
《岩藤健》
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