全米オープンテニスは9月11日、女子シングルス準決勝が行われ、年間グランドスラムを目指した第1シードのセリーナ・ウィリアムズが、ノーシードから勝ち上がったロベルタ・ビンチに6-2、4-6、4-6で敗れた。
決勝を前にして大波乱が待っていた。準々決勝で姉ビーナスとの姉妹対決を制したセリーナは、この試合も第1セットを先取しリードする。だが第2セットを奪われると、負けられないプレッシャーからか第3セットでは動きの硬さが見られた。
この結果に「キツイよね、勝ってくれるはず!な母国の期待は」「セリーナが負けたことに驚いてる」「セリーナ負けるとは思ってなかったな…」「今年のセリーナで年間グランドスラム獲れないなら今後誰も獲れる気がしない」などの声が寄せられている。
敗れたセリーナは試合後の会見で「どれだけガッカリしているか言いたくない」と、短時間で質問を打ち切った。
決勝はフラビア・ペンネッタ対ロベルタ・ビンチのイタリア勢対決になった。
《岩藤健》
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