華々しい活躍をするスター選手は、しばらく結果が出ないと普通のプレーヤーの何倍も批判される。レアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウドに、スペインメディアは早くも“スランプ”という言葉を使い出した。
世界各地で代表の試合が行われているが、ロナウドはポルトガル代表でゴールを挙げられなかった。最後にロナウドが得点を記録したのは、7月のマンチェスター・シティ戦になる。
リオネル・メッシ、ネイマールが代表戦で結果を残したことも、ロナウドへの風当たりを強めている。彼らを擁するバルセロナは昨シーズンの3冠を筆頭に、ここ数年タイトル争いの中心にいた。
昨シーズンの両チームはメッシ、ロナウドの調子と連動するように浮き沈んだため、ロナウドのゴールなくしてレアルのタイトル奪取なしと見られている。
7試合ゴールから遠ざかっているロナウド。12日にはエスパニョールとの試合を控えるが、批判を黙らせるゴールラッシュは見せられるか。
《岩藤健》