9月2日に行われたニューヨーク・ヤンキース対ボストン・レッドソックス戦に、田中将大投手が先発。6回1/3を投げ、6安打4失点の成績だった。試合はヤンキースが13-8で打ち勝ち、田中は11勝目を挙げている。
前回登板から中4日でマウンドに上がった田中。初回いきなり先制点を奪われる不安な立ち上がりとなった。打線が猛攻を見せ大量援護をもらったが五回、六回と田中は失点を繰り返す。七回に一死から四球を出したところで降板した。
打線の援護で勝ちがついた田中に、「相変わらず勝ち運がハンパないが今年は点取られるのう」「今日の試合は序盤で決まったからな」「マー君最近6、7回投げて3、4失点ばっかだな」「今年は圧倒してる試合が少ない」など、精彩を欠いたという声が多い。
田中は試合後に、「そんなに苦しい場面はなかった。点を取られてるからよくはないけど、すべてが悪いわけでもない」と話した。
トロント・ブルージェイズに逆転され、地区2位に落ちたヤンキース。勝負の9月に田中はエースの働きが見せられるか。
《岩藤健》
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